新しいケータイこうたったー (@ ドコモショップ 八重洲店) 4sq.com/rG84jJ
— yet anotherさん (@Maki_Daisuke) 1月 2, 2012
というわけで、Galaxy Nexusを買って約24時間が経過したので(執筆時点)、ちょっくらレビューでも書くとしますよ。
あ。ちなみに、喪中につき、新年祝賀のご挨拶は控えさせて頂きます。ご了承下さい。
その前に、馴れ初めについてちょっと
先月あたりからずっと、そろそろ次の携帯の購入を考えていた。
というのも、1年半以上Nexus Oneを使っていたのだけれど、いい加減Nexus Oneに限界が来ていたから。
限界というのは、主に端末のストレージ容量。ファームウェアのアップデートとかアプリとかでどんどん内部ストレージを食いつぶしてしまい、残り容量20MBを切って常に警告が出てしまう有り様。追加でアプリが入れたくても、そんな余裕はもちろんない。(SDカードに追い出せるアプリは全部SDカードに追い出している…)
結果、厳選したアプリを我慢しながら使っている始末。
思うに、最近のアプリはどんどんデカくなってるね。
たとえばGoogle日本語入力(早くもAndroidでの日本語入力の決定版になりつつある!)はそれだけで20MB近くある。
その分どんどん便利になってるからいいんだけどさ…
不満はあったけどけっこうな間、Nexus Oneを使い続けてた。なんてたって、それくらいお気に入りのデバイスだったのさ!
ところが、そんな愛するNexus Oneとの別れは突然やってきた。
別れっていうか、単に落としたんだけど……orz
しかもよりによって年末年始に家族で出かけたシンガポールで!シンガポールで落としたものはまず出てこないと前日に兄に聞いてはいたけど、ホントに出て来なかった…
そんなわけで、ついに次の端末を買わざるを得なくなったのである…
後継機種Galaxy Nexus!
次の端末としてGalaxy Nexusに目をつけていたのは、当然、Nexus Oneの後継機種だから。
正確に言うと、Galaxy NexusはNexus Oneの次の次の機種(つまり孫)にあたる。間にNexus Sっていうのがあって、こいつが出たときにも実は購入を検討した。
でも、その時にはそんなに購入意欲が掻き立てられなかった。そんなに大きな違いを感じられなかったし、まだまだNexus Oneでいけると思ってたから。
Nexus Oneの後継を買おうと思った(というか、それ以外に眼中になかった)理由は、NexusシリーズがGoogleの認めるAndroidのリファレンスモデルであるという点に尽きる。
Nexus Oneを使っていたことで、余計なアプリがついていない純粋さや、動作の軽快さ、またファームウェアアップデートの提供の速さなど、Google純正であることの醍醐味を思い知ってしまったのだ。
それからもちろん、世界初のAndroid 4.0搭載端末ということで、早く試してみたかったのもある。
ドコモ版Galaxy Nexusにはドコモ版ファームが入ってます
ドコモから発売しているGalaxy Nexusはドコモ用のファームウェアが入っていて、主な違いとして、テザリング機能が封印されていたりする。
しかし、Googleが配布している公式のオリジナルファームウェアをインストールしてしまえば使えるらしいので(参考)、オリジナルファームに入れ替えて使うつもりだった。
でも、一応ファームウェアアップデートで対応予定とドコモは言っているので、ちょっと待ってこのまま使い続けようかと思う。具体的には、今回の米国出張から戻って本格的に使い出すまでにテザリングが開封されていなかったら、オリジナルファームを入れることにする。
ドコモ版Galaxy NexusはLTE非対応です
また、ドコモ版はXi(LTE)に対応していない。
これが気になってたから、最初はドコモではなく米国でLTEに対応しているバージョンを買って、ドコモのSIMを挿して使おうと思っていた。(Nexus Oneを落とすまでは…)
ところが、買う段になってLTEがなくて正解だったと思う。
というのも、購入したときに対応してくれたdocomoショップの店員さんが教えてくれたのだけれど、Xi対応のAndroid端末は、他のAndroid端末にも増して電池のもちが悪いとのこと。その店員さんはXi対応の機種を使っているそうだが、まったくもたないとのこと。
普通のAndroid端末でもなかなか一日はもたないがもたないが、Xi対応のものだと半日ももたないくらいのイメージらしい。それじゃあ、メイン端末として使えんがな…
店員さんによると、電池のもちが悪い理由は端末側ではなくむしろインフラ側にあるそうだ。
現在Xiのカバーエリアはまだまだ狭く、通信エリアをカバーするため、Xi対応端末はFOMA(3G)を併用している。つまり、Xiが使えるエリアと使えないエリアを出入りするたびにXiとFOMAを切り替えている。そのため、頻繁に基地局を探索しているような状態にあるそうなのだ。
ご存知のように、携帯は基地局との電波が届きにくいとき(アンテナがちょっとしか立っていないとき)や電波が届かなくて基地局を探しているときに、ものすっごい電池を消耗する。
ガラケーならいざ知らず、ほとんど常時通信をしようとするAndroid端末では、あっという間に電池を使いきってしまうだろう。
そんなわけでLTE対応のAndroid端末には、なんと補助充電器がついてくるそうだw
HT-03Aにバッテリーが2個ついてたのとおんなじ様なノリやね。
Xiの高速通信は魅力的だけれど、Xi対応のAndroidの購入を検討されている人はご注意を。
Xiのエリアが広がるにつれて、少しずつ解消されていくことに期待したいね。
ファーストインプレッション ― デカい!
Galaxy Nexusの第一印象は、とにかくデカい!ということに尽きるだろう。
docomoショップの店員さんが、現在ドコモで販売しているスマートフォンの中で最大の大きさだと言っていた。
最初はあまりのデカさに、ちゃんとポケットに入るんかいな…と購入をためらったんだけど、実際に使い始めてみると、思ったほど邪魔にはならない。
四隅が丸くなってることに加え、画面を含む本体自身も微妙に曲線を描いているのがその理由かもしれない。
とはいうものの、もう一回り小さくしてくれても良かったんじゃないだろうか?
機種変更手続きを待っている間、「AndroidがiPhoneよりも良い理由」が書かれた冊子を店員さんが見せてくれたんだけど、そこにも「大画面!」って書いてあった。
大画面って、そんなにウリになるのかねぇ?それよりも、必要十分な機能をコンパクトにまとめてほしいと、俺なんかは思うけど……(その点、ホントにiPhone4は美しいと思う)
ちなみに、その他の利点としては「通信エリアが広い!」と「Flashが使える」とかが書いてあった。KDDIがiPhoneを扱い始めて、AdobeがFlashからHTML5に舵を切った今となっちゃ、もう利点にならない気がするなぁ…
設定の移行について ― microSDスロットはありません
Androidだから、起動してGoogleアカウントを設定すれば基本的な設定は一発で完了!
…といきたいのだけど、ちょっと注意しなくちゃいけないこともある。
まず、Galaxy Nexusは潔くも、microSDスロットがついていない。つまり、今まで使ってたSDカードを入れ替えてデータを持ってくることができない。
また、PCからファイルをコピーする場合にも、SDカードリーダーとしてマウントすることはできない。その代わり、Android File Transferというのを使わなければならないので注意が必要だ。
(追記: Android File Transferが必要になるのはMacだけとのこと。Windowsは追加ソフトウェアはいらないらしい)
SDカードが’使えないのは、ガラケーから初めてAndroidに乗り換えようとする人にとって、一番やっかいな問題とのこと。
普通、ガラケーで機種変更した際にはSDカードに電話帳データを保存してそれを新しい機種に移すとのことだが(docomoショップ店員さんに聞いただけなので、本当のところは知らない)、Galaxy Nexusはこれができない。
しかし、Gmailは色んな形式の電話帳データをインポートする機能を持っているので、電話帳データをPCにコピーして、PCからGmailにインポートしてやることができる。(自分はauのガラケーからAndroidに乗り換える際にこれをやった)
Androidを使っている人なら当然Gmailを使っているだろうから、実のところ問題はなさそう。
Galaxy Nexusはまだiモード(最近悪名高いspモードのことだ)に対応していないが、Android間でも、この電話帳は自動で移行されないので、SDカードがないと困ることになるだろう。
ちなみに購入時にショップ店員さんに「iモードのメールはお使いですか?」と聞かれたけど「いいえ、まったく(キッパリ」と答えた俺にはまったく関係のない心配だ。店員さんは「そうですか…」ってさびしそうな声出してたけど、実際、なんのためにわざわざ使う必要があるのかサッパリまったくわからない。
あと、ひとしきり設定が終わった後、店員さんが「他のメールアドレスの設定は必要ですか?moperaのメールアドレスとか?」って聞いてきたけど、「使ってないです(キッパリ」って答えたら、やっぱり「そうですか…」って元気ない声してた。
設定の移行について ― 無料アプリは移行されません
以前にAndroidを使っていた場合は、初回起動時にGoogleアカウントを登録すると、そのアカウントで購入済みのアプリのダウンロードが自動的に始まり、インストールされる。
無料アプリは自動でインストールされないので注意してください、と店員さんが言いかけたところで、なぜか自分の場合は無料アプリまで自動的にインストールが始まったことに気がついた。
店員さんも驚いていたけど、どうやら原因は、自分は米国で購入したAndroid端末(Virgin Mobileの端末)も使っていたことが原因のようだ。あとで確認してみたら、たしかに、米国の端末で使っているアプリは自動でインストールされたけど、日本の端末でしか使っていなかったアプリはインストールされなかった。
なんでこんなことになっているのか、店員さんも詳しい理由はしらないらしかったが、もしかしたら通信方式の違いが原因かも、と言っていた。
そんなわけで、Androidをお使いの方は、米国の端末も同時にお使いになると、移行が大変楽チンですよw
Android 4.0に慣れるにはちょっと時間がかかるかも…
さて、Galaxy Nexus最大のウリである最新OSのAndroid 4.0だが、正直、これまでのAndroidに慣れている人は、ちょっと戸惑うかもしれない。
自分はAndroid 3.0のタブレットも使っていたので、大丈夫だろうとタカをくくっていたけど、やっぱりちょっと戸惑ったw
特に、ハードウェアのボタンが廃止されたこと、しかも標準で表示される3つのボタンの中にメニューボタンがないのには、まだ慣れない。
でも、機能性という観点からより洗練されたということはすぐにわかる。
従来のAndroid端末には標準で「戻る」「ホーム」「メニュー」「検索」の4つのボタンが(多くの場合ハードウェアで)実装されていた。対して、4.0のAndroidでは標準は「戻る」「ホーム」「最近使ったアプリ」の3つだ。
考えてみれば、「メニュー」と「検索」はアプリによっては使い道がないことに気づく(ゲームとかね)。こういうアプリ依存のボタンは、必要なときにソフトウェアで表示すれば良いのだ。
Android 4.0では標準の3つのボタンは、アプリに関係なくOSで共通してよく使われる機能に集約されている。特に、「最近使ったアプリ」は従来はホームボタンの長押しで実現していたが、一瞬で呼び出せるようになったのは本当にありがたい。
しかも、これら3つのボタンすら、ソフトウェアで必要なときにしか表示されないのだ。
たぶん、毎日使っていればすぐに慣れることになるんだろうな。
デュアルコア速いよ、デュアルコア!
HT-03AからNexus Oneに乗り換えたときにも「こいつは速ぇ!これでiPhoneに勝つる><!」と思ったものだったが、人間なんにでも慣れてしまうもので、そのNexus Oneですら、ちょっと重さを感じるようになってきていた。
そこにきてGalaxy Nexusに乗り換えたら、速い速い!
OSの最適化もあるんだろうけど、やっぱりデュアルコアCPUのおかげなんだと思う。
おかげでネットサーフィンからメールの整理まで、当たり前だけど、今まで使ってたアプリが全体的に快適になった。
そういえば、ゲームも試してみるべきかな。
Nexus One時代には(容量の関係もあって)ほとんどゲームしてなかったけど、なにかゲームをやってみようかな。
ぜんぜんまとまってないですが…
とりあえずユーザー歴24時間のレビューとしてはこんなかんじかな。
ほとんど注意事項だった気もするけど…
あと、Android 4,0になって、標準のGoogleアプリの使用感もけっこう変わってます。これもやっぱり慣れるまでにちょっと時間いりそうだけど、けっこういいかんじ。使ってるうちに気持ちよく使えるようになりそうな予感。
最大の問題は、米国ではMorolora Triumph(Android 2.2)も同時に使わなくちゃいけないってこと。
しばらくは2つの操作感の違いに戸惑いそうだなぁ……
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